雛人形 (ひな人形) 北九州市
3月3日の桃の節句<雛祭り>の日に女の子をお祝いするための人形です。
事故・病気等の災いから子供の身代わりとなって守ってくれるように願い、
子供の健やかな成長をお祝いするために飾ります。
飾る時期
2月4日頃(節分が終わって立春頃)から2月24日頃までに飾りつけるのが一般的とされているようです。
雛人形も様々で「衣裳着雛人形」「木目込み雛人形」「市松人形」などがあります。
◆衣裳着雛人形◆
衣裳着雛人形とは仕立てた衣裳を着せている雛人形です。
比較的大きく豪華でとても綺麗で、顔立ちが細面で大人びたとても美しい顔です。
一般的に「雛人形」と言われるものがこれにあたります。
◆木目込み雛人形◆
木製の胴体に溝を彫って、そこに布地の端を埋め込んで衣裳を着せている雛人形です。
溝に布地の端を埋め込む事=木目込むから由来しています。
胴体が木製ですので、衣裳が型崩れせず長持ちすることや、
飾り付け・片付けが簡単な為、とても人気があります。
◆市松人形◆
市松人形も誕生した子供が病にかかったりしないように、
子供のそばで身代わりとなり病気から身を守ってくれます。
同じ市松人形でも表情が違う事や、衣裳が着せ替えできる事などから
人々に長年愛され続けています。
人形の種類
内裏雛・・・・天皇と皇后を表現している言われています。
三人官女・・・宮中に使える女官をを表現している言われています。
五人囃・・・・楽器を持つ雛人形です。能のお囃子(おはやし)を奏でている事を表現しているとされています。
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